【Devising ディバイジング】 〜すべての人が”アーティストとして”クリエイションに携われるように〜
ワークショップ
2023/7/31 09:00 ~2023/8/2 16:00
iRego Garage
〒167-0051
東京都
杉並区
荻窪
5-29-3
初鹿野ビル2階
35000円~
■詳細 舞台芸術は誰が作るのでしょう?その作品は「誰のもの」でしょう? 戯曲家?演出家?俳優?衣装デザイナー?音楽家?舞台監督?音響家?照明家? 日本では戯曲家や演出家は 「わたしの作品」と呼ぶのに対し、俳優は「出演作品」と呼び、他の関係者らは「わたしが関わった作品」と呼ぶのが慣例的になっています。 戯曲家・演出家主導のもと、作品づくりをする構造が一般的です。 他にも作る方法はあるのではないでしょうか? 例えば遊び場でこどもたちがゲームを開発しているように、またベンチャー企業で社員ひとりひとりがプロジェクトに関わり、会社の運営に全員が関わることのできる構造は、舞台製作ではあり得ないのでしょうか? ディバイジング Devisingとは divide=分ける の派生語で、「考え出す、工夫する」という意味の言葉です。 舞台はみんなのものです。 作りたい人が作ればよいのです。 そしてその作品は、当然作った人に帰属するものです。 音楽家だけで作る会話劇があってもよいし、照明家だけで作るダンスシアターがあってもいい。俳優だけで作る不条理劇があってもいいはずです。 その方法のひとつとして考え出されたのがこのディバイジングという作り方です。 関わる人すべてが”アーティストとして”舞台を作る方法を模索します。 わたしたち俳優が創作の現場で、縦型ではないヒエラルキー構造をつくるには何が必要で、どういう前提で舞台作りに取り組めば良いのでしょう? 海外の創作の現場で既に一般化されているディバイジングの方法を取り入れ、わたしたちの文化に即したやり方をみつけていきましょう。 https://theatreschola.jp/singleWS ■日時 2023. 7/31、8/1、8/2 9:00〜16:00(昼休憩あり) ■場所 iRego Garage 〒167-0051 東京都杉並区荻窪5丁目29−3 地図:https://goo.gl/maps/1KyHgD6eyk7pdx9o6 ■参加費(税込) ¥35,000(現金または銀行振込) ■講師について 安本達也 舞台芸術家。 大阪芸術大学出身。卒業後渡英、East15 Physical Theatreコース卒業。RADA Shakespeare Certificate取得。帰国後はInternational Centre for Theatre ArtsにてAssociate Director及びパフォーマーとして舞台作品を制作。日本をはじめイラン、韓国、香港などでワークショップや公演を行う。Iran International Festival of University Theatreでのパフォーマンス「UNtitled」では”最も優れた演出家のひとり”と賞賛された。コンタクトインプロ(CI)についての造詣も深く、各国でワークショップを開く。Kaeja Elevations®認定講師。CI歴は10年以上。舞台作品は、パペットやマスク、ダンスなどストーリーにあった手法を用いた型にはまらないものであることが多い。2023年度より現代アートとしての新しい舞台芸術の可能性を育むため、演劇の学校|シアタースコラを開校。同校の代表を務める。CIを起点としたパフォーマンスと教育を行う団体、ParaCollageを2023年に設立。 https://tatsuyayasumoto.net/about ■キャンセルポリシー 自己都合によるキャンセルの場合、以下の支払いが発生します。ご注意ください。 ・開催1ヶ月前のキャンセルは無料 ・開催2週間前のキャンセルは50% ・開催1週間前のキャンセルは全額 *コロナによるキャンセルの場合は、1週間前であってもご相談ください。