栃木でつくる演劇 WIP版「イト2019」

届けるメッセージ、獲得する技術。

カテゴリ

コンサート/ショー/舞台

開催期間

2019/3/8 ~2019/3/10

詳細
普段、都内を中心に演劇活動を行う団体“舞台芸術創造機関SAI”がおくる、濃密な3日間。
今回は2015年よりオリジナル作品の上演やワークショップの開催などを通して親交を深めてきた地、栃木県にて、
ワークインプログレス(WIP)版の作品『イト2019』を上演いたします!

3日間で作品をつくり、上演。
身体表現/言語表現を駆使した作品創りになります。
その中で作品のメッセージを伝えつつ、基礎をはじめとする技術獲得をしてもらうことを目的としています。

これまで栃木県では演劇ジャンルの豊かさや俳優の素直さを感じる反面、
指導者不足から技術継承が難しい状態にあると感じてきました。
これは、この企画の立案者自身、栃木県という地方出身であるからこそ尚更感じてきた点です。
勿論、栃木県の俳優だけでなく、全国の俳優活動を行う方に、
より豊かな俳優人生を送っていただきたく、ここに掲載いたします。

★当企画と併せて、11月より月1で栃木県にて演劇初心者/経験者向けのWSを開催!
開催日は2018/11/10(土)・12/8(土)・2019/1/19(土)・2/9(土)
詳細は随時HPにてご案内!


■上演作品『イト』あらすじ&解説 ■
2011年5月に初演。 
2014年は東京/大阪それぞれの土地の俳優で上演。 
うつのみや春の演劇祭2017参加の栃木版では数度のワークショップからキャストを選び上演。
台本を持ったまま演技する独特の演出が最大の特徴。

2038年1月19日3時14分7秒・・・「世界が静止する日」
“記憶の海”との融合により世界中の電気通信機器の機能が停止し 
人々の生活は激変を余儀なくされた・・・はずの世界。 
朝の目覚め 
少年ヒカル 
高校三年生 
彼が見た景色は これまで自分の知っていた世界とは異なっていた 
「おはよう。学校に行く時間だよ?」 
微笑みかける少女セカイ 
何もかもが昨日までと違う・・・ 
タブレットに表示された時間 
日付は2038年1月18日 
朝のニュースでは数時間後に迫った 
太陽爆発の余波が懸念されていた

 
■ゲスト出演
大島朋恵(りくろあれ) こもだまり(昭和精吾事務所)

■応募受付期間 
2018年 10月20日(土) 10:00 ~ 11月21日(水) 23:59迄

■開催日時と内容 
2018年 3月8日(金)~10日(日) 
  8(金) WS稽古 13:00~16:30/18:00~21:30 
  9(土) WS稽古 13:00~16:30/18:00~21:30 
10(日) 準備/上演 9:00~20:00 
※作品の上演時間は約60分を予定

■会場 
【上演】 南宇都宮 悠日 
〒320-0838栃木県宇都宮市吉野町1-7-10 
東武宇都宮線「南宇都宮駅」より徒歩1分 
【WS】栃木県宇都宮市内(応募者に別途ご案内)

※応募方法など、詳しい内容はHPにて公開中!
http://stageguide.kuragaki-sai.com/guide/stage/ito2019/


■舞台芸術創造機関SAIとは
2004年結成。劇作家・演出家・俳優の倉垣吉宏を中心に、ごく少数のスタッフと俳優で活動。 
現実と虚構の中間的な世界観を基盤にした、境界線に縛られない自由度の高い作品を特徴とする。

-近年の活動- 
2018年9月 江古田兎亭B2アトリエサード・プレイズ 「卒塔婆小町」 
2018年7月 南千住gekidanU野外劇場「ROMANTIC+GROTESQUE」 
2017年11月 南宇都宮 悠日 「贋作マッチ売りの少女」栃木公演 
2017年7月 江古田兎亭&アトリエサード・プレイズ 「48時間の密空間演劇市-シアトロン-」 
2016年8-9月 高田馬場RABINEST 「新約熱海殺人事件」 
2015年8月 南宇都宮be-off 「BORDERS-栃木公演」 
2014年11月 大阪AManTo天然芸術研究所 「イト-変異する演劇」